森正洋の全仕事展
県立九州陶磁文化館で開催されている同展に昨日出かけました。
(11/23まで開催)
全仕事というだけあり数多くの作品と森氏の仕事を紹介した雑誌やスケッチブックなど充実の展示内容でした。
会場ではiPodの貸出があり、展示物を観ながら解説を読むことができました。
展示物にキャプションをつけなくてすむ、というコンセプトでのiPod 活用らしいです。
森氏の作品は日常使いのものがほとんどですから、展覧会で飾るというより日常の空間にあってそのデザインの素晴らしさを発揮するものでしょう。
そういう意味でも作品の展示方法については、今後は自然と暮らしに溶け込むような形式をとりたい、そうするとそこにキャプションがあるのは不自然なのでiPodで説明を見てもらおう、という意図らしいです。
そこでちょっと思い出したのが映画「夏時間の庭」でした。
あのお屋敷に無造作に置かれていた芸術品の数々。
それが美術館に展示された時、なんとなく可哀そうな存在に見えてしまったのでした。
日常に芸術のある暮らしの贅沢さ、森さんの食器のデザインも日常の暮らしを豊かにしてくれるものであるということでは共通するものだと思いました。

(圧巻の平茶碗)


(どれもどこかで見た、実家にあったというような食器たち)
2時からは14代今泉今右衛門氏、田中右紀氏(陶芸・造形作家、佐大准教授)、宇治章氏(九陶学芸員)の方のトークショーが開催されました。
今右衛門氏が森正洋の無印良品の仕事をとても評価されていたのがとても印象的でした。
デザイン、材料、価格、販路といろんな目線でトータルにバランスがとれた仕事だと述べておられました。

(無印良品)

(素敵なテーブルコーディネート)
この展覧会は無料の上、写真撮影OKというところもよかった。
21日は有田陶磁の里プラザでも「有田ちゃわん祭り」(11/21~11/25)が開かれていて、多くのお客さんで賑わっていました。
「匠の蔵」のシリーズの第5弾「贅沢なシチュウーボウル」が発売。
シチューの無料試食会があり、行列ができる盛況ぶり、もちろんそのシチューボウルで供される”かぼちゃのニョッキのシチュー”は器が素敵なこともありおいしかった。
この日の有田はイヴェントがたくさん。
炎の博記念堂文化ホールでは「有田マイセン姉妹都市30周年記念芸術文化交流」の催しが行われ、武村八重子さんのピアノ独奏と新国立劇場トップダンサーによる「バレエ 白鳥の湖 ハイライト」がありました。
トップバレリーナによる「白鳥の湖」のいいとこどりの舞台はため息が出るような美しさ、本当に白鳥に見えて、おなじみのクラシックの名曲と相まって大いに感動しました。
11月とは思えない寒い一日でしたが有田で文化、芸術を満喫しました。
(11/23まで開催)
全仕事というだけあり数多くの作品と森氏の仕事を紹介した雑誌やスケッチブックなど充実の展示内容でした。
会場ではiPodの貸出があり、展示物を観ながら解説を読むことができました。
展示物にキャプションをつけなくてすむ、というコンセプトでのiPod 活用らしいです。
森氏の作品は日常使いのものがほとんどですから、展覧会で飾るというより日常の空間にあってそのデザインの素晴らしさを発揮するものでしょう。
そういう意味でも作品の展示方法については、今後は自然と暮らしに溶け込むような形式をとりたい、そうするとそこにキャプションがあるのは不自然なのでiPodで説明を見てもらおう、という意図らしいです。
そこでちょっと思い出したのが映画「夏時間の庭」でした。
あのお屋敷に無造作に置かれていた芸術品の数々。
それが美術館に展示された時、なんとなく可哀そうな存在に見えてしまったのでした。
日常に芸術のある暮らしの贅沢さ、森さんの食器のデザインも日常の暮らしを豊かにしてくれるものであるということでは共通するものだと思いました。

(圧巻の平茶碗)


(どれもどこかで見た、実家にあったというような食器たち)
2時からは14代今泉今右衛門氏、田中右紀氏(陶芸・造形作家、佐大准教授)、宇治章氏(九陶学芸員)の方のトークショーが開催されました。
今右衛門氏が森正洋の無印良品の仕事をとても評価されていたのがとても印象的でした。
デザイン、材料、価格、販路といろんな目線でトータルにバランスがとれた仕事だと述べておられました。

(無印良品)

(素敵なテーブルコーディネート)
この展覧会は無料の上、写真撮影OKというところもよかった。
21日は有田陶磁の里プラザでも「有田ちゃわん祭り」(11/21~11/25)が開かれていて、多くのお客さんで賑わっていました。
「匠の蔵」のシリーズの第5弾「贅沢なシチュウーボウル」が発売。
シチューの無料試食会があり、行列ができる盛況ぶり、もちろんそのシチューボウルで供される”かぼちゃのニョッキのシチュー”は器が素敵なこともありおいしかった。
この日の有田はイヴェントがたくさん。
炎の博記念堂文化ホールでは「有田マイセン姉妹都市30周年記念芸術文化交流」の催しが行われ、武村八重子さんのピアノ独奏と新国立劇場トップダンサーによる「バレエ 白鳥の湖 ハイライト」がありました。
トップバレリーナによる「白鳥の湖」のいいとこどりの舞台はため息が出るような美しさ、本当に白鳥に見えて、おなじみのクラシックの名曲と相まって大いに感動しました。
11月とは思えない寒い一日でしたが有田で文化、芸術を満喫しました。
「レオナール・フジタ展」「白州次郎と正子の世界展」

3月15日(日)
「すばらしき乳白色」で一躍エコール・ド・パリの寵児となった藤田嗣治の初期の作品から晩年の細部の装飾まで手がけた「平和の礼拝堂」まで天才画家フジタの実像にせまる展覧会が福岡市美術館で開催されています。
昨年国立西洋美術館の「フェルメール展」に出かけたとき、ちょうど上野の森美術館で開催していてましたが福岡開催が分かっていたので楽しみにとっておいた展覧会です。
フジタの絵ではカトリックに改宗後に書かれたちょっといたずらっぽい表情の子供の絵がとても好きです。
子供がいなかったフジタにとって画家が描いた子供たちが自分の子供たち。
最晩年を過ごしたエソンヌ県の「ラ・メゾン=アトリエ・フジタ」の部屋も再現されていていましたが、その外観などはさすがに画家のセンスの良さがうかがえるものです。
今回80年ぶりに里帰りとなる大作「構図」とそれに対をなす「争闘」の連作2点は修復を経ての日本初公開でこの展覧会の一番の見どころ。
混雑するだろうと美術館に開館時間に到着、美術館の無料の駐車場に停めることができました。昼前に出る頃には有料の駐車場にも入庫待ちの車の列が。早起きした甲斐がありました。
買った図録、絵、写真、解説(仏文つき)、豪華な装丁と申し分ない内容で2500円ととてもリーズナブルな価格でお勧め。
素晴らしい展覧会でしたからこの本もじっくりと読んでみようと思います。
3月19日(木)

福岡アジア美術館で開催中「白州次郎と正子の世界展」
NHKで放映された影響でしょうか平日の速い時間にも関わらず年配のご婦人方で結構混んでいました。
かく言う私もドラマを観た一人ですが、白州正子さんのことはこれまで少し見聞きしたことはあったものの次郎氏のことは今回初めて知った次第でした。
ケンブリッジ留学時代に身につけた本物の紳士の素養と180センチというもって生まれた容姿のカッコよさ、戦後日本でGHQと対等に渡り合い、最後までカントリージェントルマンという生き方を貫いたことには、ただただ憧憬の念を覚えるばかりです。
そしてそんな男にはそれにふさわしい女が現れるのです。
独特の審美眼を持ち数々の名随想を残した韋駄天白州正子。
会場には麻生太郎のお母様の写真などもありましたが、麻生さんも育ちは負けないくらいにお方ですから、着る物だけはいつもとても上質のものをお召しになっていますね。
NHKのドラマも最終章は8月の放送とか、続けて放送してくれたらよかったのに。
友人とアジア美術館前の福銀1F「鈴懸」でカレーを頂き、お彼岸のおはぎ(これ本当に美味しかった)を買って帰りました。
どちらの展覧会も岩田屋のAZカードで前売り料金1100円になりました。
北九州市立美術館で「オフィーリア」鑑賞

北九州市立美術館で開催されているジョン・エヴェレット・ミレー展に出かけました。
英国美術の最高傑作とまで言われる「オフィーリア」、精密に描き分けられた植物、恍惚ともいえるオフィーリアの表情、神秘的な水辺のたたずまい、それはそれは素晴らしいものでした。
今回全部で80点もの作品が展示され、ミレーの絵画を堪能しました。
映画「めぐりあう時間たち」の原作「The Hours」の本の表紙の絵として知ることとなった「オフィーリア」。
映画「トーク・トゥー・ハー」でも看護師のベニグノがアリシアのために整えた部屋のサイドテーブルの上にこの本が置かれていてました。
「オフィーリア」が「生と性」を表現しているということを今日知り、改めてアルモドパルのこだわりを感じたのですが、確認のためにところどころ早送りで見なおしたこの映画にまたまた感動したりしていました。
北九州市立美術館は大分出身の世界的建築家磯崎新氏の設計です。
先日訪れた大分でたまたま立ち寄った大分アートプラザが同じく磯崎氏の建築で磯崎新建築展示室で作品の模型などを見てきたばかりだったので、美術館自体を見ることも楽しみでした。
そして今日のもうひとつのお楽しみは以前訪れてもう一度行きたかった「鮨屋台」、波津海岸沿いにあるお寿司屋さんです。カウンターの向こうには夏の海が広がり、新鮮なお魚(市場に卸す前に漁師さんから直接仕入れるそう)でにぎられるお寿司は今日も本当に美味しかった。遠出した甲斐があったというものです。
目にも舌に美味な一日でした。
フェルメール「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展
今東京に来ています。
国立新美術館で開催中の絵画展に行きました。
フェルメールは「真珠の耳飾りの少女」という映画で美術ファン以外にもより広く知られるようになった画家だと思います。
(私自身のことですが。)
もう4年近く前に神戸市立博物館(だったかな)で「画家のアトリエ」を見て以来のフェルメール。
その時も別室のようなところに厳かに展示されていた絵は後光さえも感じさせるものでしたが、やはりこの「MilkMade」もそのサイズの小さとは反比例するように繊細にして存在感があり、見る者の心を震えさせるような、素晴らしさでした。その絵の前では皆さまなかなか前に進もうとせずに、警備員の方が立ち止まらないで進んでください、と声をかけていました。
この展覧会では17世紀から19世紀までのオランダの風俗画が多数展示されていましたが、フェルメール以外の画家の名前は初めて見るものでした。しかしじっと絵を見ているとその当時の人々の暮らし、そこには描かれていない家の中の様子や空気、そこで生活する人の息使いまでも感じられるようでした。これが実際に絵を見るということの良さでしょうね。
今日は平日にもかかわらず多くの鑑賞客、フェルメールはその一枚の絵だけで人を呼べる人気の画家なのですね
ところで今日東京ミッドタウンにちょっと立ち寄ったらあら、今話題の「Toshi Yoroizuka」のお店が。
カウンター席は15時からのご案内ということでしたがテイクアウトはそれほどの時間もかからないようだったのでケーキを買いました。
噂にたがわぬ美味しさ!最近はお酒よりもSweetsに目がいくようになってきています。
パクパク、うまいうまいと食べてしまった後でデジカメに撮っておくべきだったと後の祭りです。
残ったのはケーキを入れてくれた手提げ袋だけ。
東京はほとんどのスポットでイルミネーションも始まったようでお店にはクリスマスグッズが売られ気分はもう12月。
小春日和も昨日まで、これからだんだん寒い季節を迎えるのですね。
国立新美術館で開催中の絵画展に行きました。
フェルメールは「真珠の耳飾りの少女」という映画で美術ファン以外にもより広く知られるようになった画家だと思います。
(私自身のことですが。)
もう4年近く前に神戸市立博物館(だったかな)で「画家のアトリエ」を見て以来のフェルメール。
その時も別室のようなところに厳かに展示されていた絵は後光さえも感じさせるものでしたが、やはりこの「MilkMade」もそのサイズの小さとは反比例するように繊細にして存在感があり、見る者の心を震えさせるような、素晴らしさでした。その絵の前では皆さまなかなか前に進もうとせずに、警備員の方が立ち止まらないで進んでください、と声をかけていました。
この展覧会では17世紀から19世紀までのオランダの風俗画が多数展示されていましたが、フェルメール以外の画家の名前は初めて見るものでした。しかしじっと絵を見ているとその当時の人々の暮らし、そこには描かれていない家の中の様子や空気、そこで生活する人の息使いまでも感じられるようでした。これが実際に絵を見るということの良さでしょうね。
今日は平日にもかかわらず多くの鑑賞客、フェルメールはその一枚の絵だけで人を呼べる人気の画家なのですね
ところで今日東京ミッドタウンにちょっと立ち寄ったらあら、今話題の「Toshi Yoroizuka」のお店が。
カウンター席は15時からのご案内ということでしたがテイクアウトはそれほどの時間もかからないようだったのでケーキを買いました。
噂にたがわぬ美味しさ!最近はお酒よりもSweetsに目がいくようになってきています。
パクパク、うまいうまいと食べてしまった後でデジカメに撮っておくべきだったと後の祭りです。
残ったのはケーキを入れてくれた手提げ袋だけ。
東京はほとんどのスポットでイルミネーションも始まったようでお店にはクリスマスグッズが売られ気分はもう12月。
小春日和も昨日まで、これからだんだん寒い季節を迎えるのですね。
「一ノ瀬泰造写真展」



秋晴れの気持ちのいい日がずっと続いていました。
文化の日、今日も快晴です。こんな日くらいは映画館の暗闇から抜け出しましょう。
武雄市立図書館で開催されている「一ノ瀬泰造写真展」へ向かいました。
武雄市出身の報道カメラマン一ノ瀬泰造の生誕60年の写真展です。
戦火のベトナム、カンボジアで撮られた2万点の中から100点あまりと泰造の遺品が展示されていました。
写真に添えられた泰造の手紙に涙がこぼれそうになりました。
地雷で足を失くした兵士や子供、ひどい傷をおった子供の顔など戦場の様子を生々しく伝える写真に戦争の悲惨さを思わずにはいられません。
戦争が日常にある暮らしというものを見事に捕らえた泰造の写真の数々、その中で子供の笑顔の写真にはこちらでカメラをかまえる泰造の笑顔が浮かびます。
遺品の中には泰造が父親から小学校3年の時に初めて買ってもらったカメラや、大学の頃の手帳、直筆の手紙(コピー)も。
15日からは写真を入れ替えての展示となるそうでできればそちらも見てみたいな。
期せずして映画「地雷を踏んだらサヨウナラ」が今晩KBCで放映されます。
チネチッタの100回上映記念で上映したのがこの映画でした。
たくさんのお客様に来ていいただきました。
友人へ書き送った手紙
「今回は、地雷の位置も全然分からず、行き当たりドッカンで、例のところの最短距離を狙っています。去年僕が向こう側につかまり、すぐ放された所の近くでもあります。・・・・・・
旨く撮れたら東京まで持って行きます。もしうまく地雷を踏んだらサヨウナラ!今から同居している大勢の子供たちを撮ります。」
この写真展は11月30日(金)まで武雄市立図書館で開催。
http://taizotakeo.net/


