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有田のちゃわん祭りと今日は「行きずりの街」

昨日は有田のちゃわん祭りに出かけました。
(デジカメ持っていくの忘れました)
その前に道の駅山内にある自然派レストラン「なな菜」で腹ごしらえ、地元の食材を使った1200円のランチバイキングを食べました。とても美味しくて、12時には入店を待つお客さんでいっぱいに。
http://www.michinoeki-yamauchi.com/nanasai.html
神埼の梅の花のレストラン「ほたる」のバイキング(1500円)も美味しいですが、「なな菜」はもっとカジュアルな感じでしょうか。
いつもは静かな陶磁の里プラザ(卸団地)も今日は多くの人で賑わっていました。
このちゃわん祭りの時に匠の蔵シリーズの新作が発表されますが去年はシチューボール、今年はお茶漬け椀。
『口福なお茶漬け椀』という上手いネーミングです。
森正洋の平茶碗みたいな形で食べにくくないかな、と思ったのですが、永谷園からもいろいろとアドバイスをもらい出来上がったお茶碗だそうです。
去年東京の友人にシチュボールを贈ったらとっても喜ばれまして、今年も進物用にお茶漬け椀をペアで買いました。
この陶器市の期間だけ2割引なのです。
和風のものからちょっと北欧風の可愛らしいものまでデザインがとにかくたくさんあるのでどれにしようかと、とっても悩みました。
永谷園のお茶漬けが付いてきました。
去年は厚手のセーターを着てても寒いくらいで、インフルエンザも流行中だったのでマスクして出かけたのに、昨日は暑いくらい。
春の陶器市みたいに規模は大きくないけど、このくらいのこじんまりとした感じが買い物もしやすいですね。
ELLE DECO で見たミラノスタジオで生まれたという深川製磁の「ARTE-WAN PICCOLO」が見たくてチャイナ・オン・ザ・パークにも寄りましたが、こちらも観光バスの買い物客などで賑わっていました。
このシリーズは急須もとても素敵です。

http://www.fukagawa-seiji.co.jp/info/10.03.23-1.php
今日はイオンで「行きずりの街」。
原作が「このミス」で第1位の志水辰夫というのと監督が阪本順治だというので見てみました。
小西真奈美はこんな役もやるようになったんですね。ベッドシーンもなかなかのものでした。
「ノルウェイの森」の菊池凛子よりよかったくらい。「ノルウェイの森」のことはまたいずれ。
年配のお客さんばかり、12,3人ほど。前の席の高齢の女性が「これどうぞ」と丸芳露をくれました。
ちょっとビックリしましたけどありがたく頂きました。
年間100本まであと9本なんですがいけるかなあ。
帰りにタワーレコードにBON JOVIのCDを買いに寄ったらワゴンセールをやっていてなんと290円だったので「シュレック3」と「MORO NO BRASIL」のサントラを買いました。
BON JOVIはコンサートに行かない今回はちょっと避けてたのですが、カップヌーヌードルのCMを見るにつけても、やはり新曲4曲入のベスト盤はファンとしては買わないわけにもいかず、なんだかなあ、というベストだけど、付録のポスターが素敵だったのでよし、としました。
「トイレット」「クロッシング」

「トイレット」
期待しないでみたら意外や面白かった。
荻上監督の映画は何気ない食事のシーンがよくってこの映画では餃子がとても美味しそう。
ちょっぴりクラシックで大人テイストのインテリアも素敵だ。
ほとんどセリフらしきものを話さない(言葉が通じないからしかたないけど)もたいまさこがやはりいいのです。
センセイという名の猫のハンサムぶりにもビックリ。(猫をステキだ、と思ったのは初めて)
他にガンダムやらTOTOのウォシュレットやミシンやなんかの小道具たちもチャーミングに映るのが荻上映画の素敵なところ。
深刻な問題もさらりと受け流し、映画くらいはゆっくりと気持ち楽にいきたいものですね。
去年トイレのリフォームをした我が家、映画に出てきたトイレに非常に愛着がありまして、笑いながら見てました。
閉塞感の漂う日本、物作りの伝統は生きているのです。この映画外国にも配給されてるといいんですが。
(2010/11/6 イオンシネマ)

「クロッシング」
こんなに情けないリチャード・ギアも珍しい。「背徳の囁き」という映画で悪徳警官を演じていたが、まるでその警官の十数年後の姿を見ているようだ。もはや仕事に情熱も持てず、奥さんには逃げられ、退職の日には通いつめた娼婦にプロポーズするも断られるという役どころ。
哀しいかなリチャード・ギア,とてもはまっていたけど、家族のために悪の金に手をつけようとする麻薬捜査官のイーサン・ホークもこんなやくざな男がぴったり。(「その土曜日、7時58分」を彷彿とさせる)
そして囮捜査官としての職務か友情かという重圧に苦しむドン・チードル、この心の闇を抱えた3人がそれぞれに事件を追ううちに一つの場所に集まることになる。
3人とも切羽詰った状況でなんとか生きている、そのヒリヒリするような精神状態が3人の役者のうまい演技によりリアルに伝わってる。最初から最後まで途切れることなく続く緊張、そして訪れる衝撃の結末。
ポリティカル、クライムサスペンス好きにはたまらない実に面白い映画でした。
「トレーニング・デイ」、「ザ・シューター 極大射程」のアントワン・フークワ監督、今後とも要チェック!です。
(2010/11/1 試写会)