「ボーン・アルティメイタム」「Always続・三丁目の夕日」

最近見た映画を簡単に。

「ボーン・アルティメイタム」
マット・デイモンの切れのいいアクション、ポール・グリーングラスの息つく暇を与えない演出、ジョアン・アレンのかっこよさ、ますますパワーアップで、最期まで緊張しっぱなしでした。
特にボーンとジュリア・スタイルズが殺人者に追われるシーンはハラハラドキドキでした。
ロケ地もスイス・フランス・イタリア・スペイン・NY・・・と盛りだくさんですがあまりにも多すぎて一体どこの街か分からないくらい。
「グッド・シェパード」にこの映画、マット・ディモンはCIAにはひどい目にあわされっぱなしですね。

原作が面白そうだけど、なかなか本まで読めなくて、買って安心ということが多くていけません。
(2007/11/23 イオンシネマ佐賀大和)

「めがね」
「かもめ食堂」の雰囲気そのままに今度の舞台はのどかな南の島。映画のワンシーンワンシーンがポストカードにでもなるように荻野監督のセンスでまとめられていて、もしかしたらこのカキ氷屋さんやペンション(みたいな宿)、自分の好きなもので作り上げた空間を見せるためにこの映画をつくったのではないかと思うくらいに、インテリアとか雑貨のカタログでも観ているような感じがしてきます。
私はとてもこんなふうに「たそがれる」ことはできないなあ、と思いながら、少々まだるっこさもあるこの映画を観ている時間こそ「たそがれ」なのかもしれません。
何気ない小道具に監督のこだわりが感じられ、田舎の島のような場所でありながら、映画の雰囲気はおしゃれでとっても今を感じるものなのです。
(2007/11/21 イオンシネマ佐賀大和)

「Always 続・三丁目の夕日」
懐かしい家族に会うような感覚、街もそこで暮す人たちも。みんな元気だったのね、と言いたくなりました。
前作以上に細部にわたり忠実に昭和の町を再現。例えば銭湯の帰りに飲むコーヒー牛乳のビンひとつにしても当時のものを探し出したというこだわりよう。
相変わらず泣かせてくれますけど、やはり一作目のほうが新鮮でよかった。
(2007/11/8 イオンシネマ佐賀大和)


ところで上京中に町の銭湯に入る機会がありました。「スーパー銭湯」はどうも苦手なのですが、昔ながらの銭湯はいいものですね。毎日来ているというおばあちゃんから話しかけられました。新顔でしたのでね。「昔、代官山では追いはぎがでたよ」とか、いったいいつのお話でしょうね。木枯らしの吹く日でしたが銭湯は体の芯から暖まるからしばらく歩いて帰ったけどちっとも寒くなかったです。お風呂上りのポカリスェット美味しかった。(コーヒー牛乳は無かったので。ラムネはありました。)
もう一度くらい行きたかった感じです。ちなみに入浴料は430円でした。

同じカテゴリー(映画)の記事画像
第87回アカデミー賞が発表されました
大分シネマ5bis にて「百円の恋」
安藤サクラがすごい!「0.5ミリ」
信じられないような真実の話「ビッグアイズ」
爽やかな感動「KANO 1931海の向こうの甲子園」
「毛皮のヴィーナス」「幸せのありか」
同じカテゴリー(映画)の記事
 第87回アカデミー賞が発表されました (2015-02-26 22:53)
 大分シネマ5bis にて「百円の恋」 (2015-02-15 00:06)
 安藤サクラがすごい!「0.5ミリ」 (2015-02-07 22:49)
 信じられないような真実の話「ビッグアイズ」 (2015-02-02 21:57)
 爽やかな感動「KANO 1931海の向こうの甲子園」 (2015-01-30 23:03)
 「毛皮のヴィーナス」「幸せのありか」 (2015-01-28 22:42)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。