2009年キネマ旬報ベスト10発表

映画誌「キネマ旬報」の2009年公開作品のベストテンと個人賞が発表されました。

【日本映画】
①ディア・ドクター
②ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ
③劔岳 点の記
④愛のむきだし
⑤沈まぬ太陽
⑥空気人形
⑦ウルトラミラクルラブストーリー
⑧サマーウォーズ
⑨誰も守ってくれない
⑩風が強く吹いている

【外国映画】
①グラントリノ
②母なる証明
③チェンジリング
④チェイサー
⑤レスラー
⑥愛を読む人
⑦アンナと過ごした四日間
⑧戦場でワルツを
⑨スラムドッグ$ミリオネア
⑩イングロリアス・バスターズ

【文化映画】
1位「沈黙を破る」

【個人賞】
日本映画監督賞 木村大作「劔岳 点の記」
日本映画脚本賞 西川美和「ディア・ドクター」
主演女優賞 松たか子「ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~」
主演男優賞 笑福亭鶴瓶「ディア・ドクター」
助演女優賞 満島ひかり「愛のむきだし」「プライド」「クヒオ大佐」
助演男優賞 三浦友和「沈まぬ太陽」
新人女優賞 川上未映子「パンドラの匣」
新人男優賞 西島隆弘「愛のむきだし」
外国映画監督賞 クリント・イーストウッド

自分のベストテンと比べるのがちょっと楽しみだったりしますが、納得なベスト作品でした。
「愛のむきだし」と「チェイサー」を見なかったのが後悔されます。
「愛のむきだし」は4時間という上映時間にめげ、「チェイサー」は残虐な描写に恐れをなしてパスしました。おそらくベストテンに入るだろうな、と思いつつ・・・。
文化映画に佐賀出身のジャーナリストであり映画監督である土井敏邦氏の作品が選ばれました。
シエマでの映画上映と講演会も素晴らしかっただけに嬉しいニュースでした。
「戦場でワルツを」は今KBCで公開中、とても楽しみな作品です。
遅れてシエマでも上映されるのでどちらかで必ず見たいと思います。


今日は佐賀にしてはすごい雪、福岡で映画の予定もあえなく中止。
読書の一日になりました。

2009年キネマ旬報ベスト10発表
2009年キネマ旬報ベスト10発表

「ザ・ロード」
タイムズ紙の過去10年間のベスト100冊の中から選ばれた上位10冊のベスト1の栄誉を受けた本。
核戦争か何かで(原因は明かされない)、崩壊したアメリカをさまよう父と息子のサバイバルの旅を描いた作品です。
すでに映画化されていて父親役にヴィゴ・モーテンセンが扮しています。
http://wiredvision.jp/news/200912/2009122520.html
原作は「血と暴力の国」(映画『ノー・カントリー』の原作)のコーマック・マッカーシー。
ラストは涙で文字が霞んでよく読めませんでした。
こんな天気になるとは思わず、昨日県立図書館で借りてきていてよかったです。



同じカテゴリー(映画)の記事画像
第87回アカデミー賞が発表されました
大分シネマ5bis にて「百円の恋」
安藤サクラがすごい!「0.5ミリ」
信じられないような真実の話「ビッグアイズ」
爽やかな感動「KANO 1931海の向こうの甲子園」
「毛皮のヴィーナス」「幸せのありか」
同じカテゴリー(映画)の記事
 第87回アカデミー賞が発表されました (2015-02-26 22:53)
 大分シネマ5bis にて「百円の恋」 (2015-02-15 00:06)
 安藤サクラがすごい!「0.5ミリ」 (2015-02-07 22:49)
 信じられないような真実の話「ビッグアイズ」 (2015-02-02 21:57)
 爽やかな感動「KANO 1931海の向こうの甲子園」 (2015-01-30 23:03)
 「毛皮のヴィーナス」「幸せのありか」 (2015-01-28 22:42)

この記事へのコメント
邦画では「サマーウォーズ」、洋画では「アンナと過ごした4日間」が観てません。
「キネマ旬報」らしいベスト10ですね。

昨日はKBCで「戦場でワルツを」とシネリーブルで「カティンの森」の戦争もの2本を観てきました。
さすがに戦争ものを続けてはちょっと重かったです。(^^ゞ
Posted by ヤスフミ at 2010年01月18日 17:16
ヤスフミさん
「アンナ~」も好きでした。シエマでかかりますからご覧になってください。

私は「カティンの森」と「誰がため」を一緒に見ようかと思っていましたが、これはきつそうだ、と分けて正解でした。
映画の組み合わせもいろいろと考えないといけませんね。どうしてもタイムスケジュール重視になりますけど。
Posted by capra at 2010年01月18日 22:36
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。