「BIUTIFUL ビューティフル」
今日はシエマで「BIUTIFUL ビューティフル」を観ました。
「BIUTIFUL ビューティフル」
監督・脚本・原案:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
出演:ハビエル・バルデム
148分スペイン・メキシコ合作、ファントムフィルム配給
非合法な仕事、ドラッグ依存で躁鬱病も患っている妻とは別居状態、さらに末期がんで余命2カ月の宣告、二人の子供を抱えて、不幸と不運を一人で引き受けてしまったような男ウスバルをハビエル・バルデムが全身全霊で演じていました。
窓の外に見えるサクラダファミリアにここがバルセロナだと初めて分かるくらいに、その街は汚れて殺伐としていていました。そしてその底辺で暮らす不法移民の暮らしの悲惨なこと。
この街の風景に今巨額の財政赤字を抱えるギリシャや、イタリアも同様であるらしいことが頭をよぎりヨーロッパの別の一面を見たような気がします。
子供たちを託したセネガルの女性の母としての優しさ(新しい家族の予感に心がほっこり暖かくなるような)、ずっと苦悩の表情を浮かべていたバルデムが最後に見せる父との会話のシーンの優しい顔にこの映画の救いがあったように思います。
「アモーレス・ペロス」「21グラム」「バベル」・・・アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥの作品はどれもズシリと重いです。
(2011年11月6日シアターシエマ)
この後「アリス・クリードの失踪」も見たいなあ、なんて考えていたのですけど、「ビューティフル」が148分もあり、内容も結構ヘビーだったので、一本にしました。
それに今日はやたらと知り合いに会ったりして、映画館の外でちょっと映画話などして帰りました。
今夜はバルーンフェスタ最終日。
友人と行くという息子に便乗してモンゴルフェノクチューンを見ようと佐賀駅からJRでバルーン会場へ。
残念なことに風が強くてバーナーだけの演出に。
しかし帰りの電車を待つホームで思ってもみなかった打ち上げ花火が。
秋の夜空をバルーンにかわって美しい花火が彩りました。

「BIUTIFUL ビューティフル」
監督・脚本・原案:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
出演:ハビエル・バルデム
148分スペイン・メキシコ合作、ファントムフィルム配給
非合法な仕事、ドラッグ依存で躁鬱病も患っている妻とは別居状態、さらに末期がんで余命2カ月の宣告、二人の子供を抱えて、不幸と不運を一人で引き受けてしまったような男ウスバルをハビエル・バルデムが全身全霊で演じていました。
窓の外に見えるサクラダファミリアにここがバルセロナだと初めて分かるくらいに、その街は汚れて殺伐としていていました。そしてその底辺で暮らす不法移民の暮らしの悲惨なこと。
この街の風景に今巨額の財政赤字を抱えるギリシャや、イタリアも同様であるらしいことが頭をよぎりヨーロッパの別の一面を見たような気がします。
子供たちを託したセネガルの女性の母としての優しさ(新しい家族の予感に心がほっこり暖かくなるような)、ずっと苦悩の表情を浮かべていたバルデムが最後に見せる父との会話のシーンの優しい顔にこの映画の救いがあったように思います。
「アモーレス・ペロス」「21グラム」「バベル」・・・アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥの作品はどれもズシリと重いです。
(2011年11月6日シアターシエマ)
この後「アリス・クリードの失踪」も見たいなあ、なんて考えていたのですけど、「ビューティフル」が148分もあり、内容も結構ヘビーだったので、一本にしました。
それに今日はやたらと知り合いに会ったりして、映画館の外でちょっと映画話などして帰りました。
今夜はバルーンフェスタ最終日。
友人と行くという息子に便乗してモンゴルフェノクチューンを見ようと佐賀駅からJRでバルーン会場へ。
残念なことに風が強くてバーナーだけの演出に。
しかし帰りの電車を待つホームで思ってもみなかった打ち上げ花火が。
秋の夜空をバルーンにかわって美しい花火が彩りました。

この記事へのコメント
こんにちは。
これは例の新しいミニシアターでご覧になったのかしら?
いい作品でしたね。とっても重かったけど。
自分としては、前作が今ひとつだったので、本作で盛り返した感じです。
それから「猿の惑星ジェネシス」観ましたよ!
実は、スマステ・月1ゴローちゃんであまり良い評価でなかったので、どうなんだろう?とか思ってましたが、面白かったですね。
あ、勿論、行くきっかけはもちろんフランコ君でしたが・・(笑)
それから、こちらにTBを試みてみましたが、うまくいってないみたいです。残念。
ブログ同志、どこのでも全部スムーズにできるシステムにしてくれればいいのにね。
これは例の新しいミニシアターでご覧になったのかしら?
いい作品でしたね。とっても重かったけど。
自分としては、前作が今ひとつだったので、本作で盛り返した感じです。
それから「猿の惑星ジェネシス」観ましたよ!
実は、スマステ・月1ゴローちゃんであまり良い評価でなかったので、どうなんだろう?とか思ってましたが、面白かったですね。
あ、勿論、行くきっかけはもちろんフランコ君でしたが・・(笑)
それから、こちらにTBを試みてみましたが、うまくいってないみたいです。残念。
ブログ同志、どこのでも全部スムーズにできるシステムにしてくれればいいのにね。
Posted by つるばら at 2011年11月07日 17:34
つるばらさん
こんにちは。そうシアターシエマって言います。
私は前作「バベル」のほうに軍配を上げますが、それでもこの監督の作品は見逃せない、って思っています。
「猿の惑星」面白かったでしょう。つるばらさんの感想も面白かったけど。
完全に次につながる終わり方でしたよね。
フランコ君一人前になってきましたね。
ハンサムですね。
トラックバックって私も苦手です。
一度苦労してやりましたがまたできるかどうか。
こんにちは。そうシアターシエマって言います。
私は前作「バベル」のほうに軍配を上げますが、それでもこの監督の作品は見逃せない、って思っています。
「猿の惑星」面白かったでしょう。つるばらさんの感想も面白かったけど。
完全に次につながる終わり方でしたよね。
フランコ君一人前になってきましたね。
ハンサムですね。
トラックバックって私も苦手です。
一度苦労してやりましたがまたできるかどうか。
Posted by capra at 2011年11月07日 19:06
あの後、バルーン会場にいらっしゃったのね。
バーナー演出のみと佐賀駅に貼り紙がありました。
19時過ぎのバルーン駅は乗車する人も多く、きっと物足りず、みなさん帰られているものと思いましたが、花火のサービスがあったとは…。良かったですね。
ビューティフルは、スペインの実情が描写されていると思います。
治安の悪さは有名ですもの。
この映画を観て、ウンウンとうなづきました。
バーナー演出のみと佐賀駅に貼り紙がありました。
19時過ぎのバルーン駅は乗車する人も多く、きっと物足りず、みなさん帰られているものと思いましたが、花火のサービスがあったとは…。良かったですね。
ビューティフルは、スペインの実情が描写されていると思います。
治安の悪さは有名ですもの。
この映画を観て、ウンウンとうなづきました。
Posted by kobasaki at 2011年11月09日 00:13
kobasakaiさん
バルーンは夫も息子に伝えていたらしいです。
知らぬは私ばかりなり、です。
来年こそは、がんばりたいな。
スペインって治安悪いのですね。
そうか、映画でいろいろ勉強します。
バルーンは夫も息子に伝えていたらしいです。
知らぬは私ばかりなり、です。
来年こそは、がんばりたいな。
スペインって治安悪いのですね。
そうか、映画でいろいろ勉強します。
Posted by capra at 2011年11月09日 23:19