「大統領暗殺」
一見するとドキュメンタリー映画、実際のニュース映像などもたくみに使用されているのでしょうが、ブッシュ大統領暗殺のシーンに(2007/10/19 20:13 )というテロップが重なるのでフィクションなのだと改めて気づかされるくらいにそのタッチはドキュメンタリーです。映画のオープンシーンに「登場する人物や出来事はフィクションです。」というコメントが流れるにも関わらず。
このユニークな映画手法によりアメリカの世相、真実の姿がより分かりやすく観客に伝わってきます。
イラクに派兵された兵士や家族の苦悩、アメリカ政府にとって不都合な事件はテロリストの犯罪であれば好都合であり、その方向に捜査も進められるというような、ゆがんだ構造が見えてきました。
よくもこんな映画がアメリカでつくられたものだと感心しましたが、これはイギリス映画でした。
当初全米500館での上映予定は91館での限定公開となったということです。
監督・脚本・製作のガブリエル・レンジはイギリス・マンチェスター出身、医学の道からジャーナリストへ転向、イギリスのテレビでドキュメンタリーを数多く製作しています。第2のマイケル・ムーアとなるか、ちょっと気に留めておきましょう。
「トロント国際映画祭」では国際批評賞を受賞。
そんなに難しくもかたくもない映画なのですが土曜の初日なのにお客さんは少なめでした。
(2007/10/7 109シネマズ)
このユニークな映画手法によりアメリカの世相、真実の姿がより分かりやすく観客に伝わってきます。
イラクに派兵された兵士や家族の苦悩、アメリカ政府にとって不都合な事件はテロリストの犯罪であれば好都合であり、その方向に捜査も進められるというような、ゆがんだ構造が見えてきました。
よくもこんな映画がアメリカでつくられたものだと感心しましたが、これはイギリス映画でした。
当初全米500館での上映予定は91館での限定公開となったということです。
監督・脚本・製作のガブリエル・レンジはイギリス・マンチェスター出身、医学の道からジャーナリストへ転向、イギリスのテレビでドキュメンタリーを数多く製作しています。第2のマイケル・ムーアとなるか、ちょっと気に留めておきましょう。
「トロント国際映画祭」では国際批評賞を受賞。
そんなに難しくもかたくもない映画なのですが土曜の初日なのにお客さんは少なめでした。
(2007/10/7 109シネマズ)