古湯映画祭

第24回古湯映画祭1日目(27日)に行ってきました。
今年は「昭和のこころ・・・ひとの思い」と題し佐々部清監督特集です。
初参加した福岡の映画友につきあって今回初めてパーティにも参加しました。
佐々部監督からじかにお話を聞くことができました。
とても気さくなお人柄でさらにすごいバイタリティ。
常時2本くらい脚本などもかかえていらっしゃるようです。
その忙しい最中、一つの脚本にエンドマークを打ちこの古湯に駆けつけたとの事。
「区切りをつけておかないとビールが美味しくないからね」とおっしゃっていましたが、本人をして「映画を『早く安く上手く』撮る職人監督」と言わしめる所以でしょうか。
東京国際映画祭を蹴ってこの古湯に来た、と嬉しいお言葉。
会場では1回目から毎回参加しているという鳥取の方(毎年梨を実行委員会に送ってくださると関係者から聞きました)、福岡の友人の紹介で映像クリエーターで映画検定1級合格の方、オフィスヌーベルバーグ関係の方ともお話することができました。
チネチッタ上映会にいつも来てくださるおじいちゃん(このH氏も古湯の常連さんで一目おかれていらっしゃいます)と一緒に写真を撮ったりと交流が深まりました。
第11回目からほぼ毎回参加していていたのにパーティは関係者やフリーパス券の人が参加するものと思い込んでいたようなところがあり、これまで一度も出たことがありませんでした。本当に惜しいことをしたものです。
パーティ参加者は他の映画祭にも行かれたことがある人も多かったですが、みなこの映画祭のアットホームな雰囲気に惹かれて毎年足を運ばれているようです。
こんなに近くに住んでいる私が本当の魅力を今まで知らないでいたなんて、恥ずかしいくらいです。
新藤兼人監督は新聞で、香川照之さんはキネマ旬報に、古湯映画祭への思いを書いていらっしゃいましたが、これからも多くの映画人を招き、そして映画ファン、古湯ファンを暖かく迎えてくれる映画祭として続いて欲しいと思います。
素晴らしい場と時間を用意してくださったスタッフの方々に深く感謝します。
映画は「カーテンコール」を鑑賞を鑑賞しました。
福岡からの友人は温泉センター泊まりで映画談義に花が咲いたことでしょう。
私は映画と人の出会いに心暖かくして帰路につきました。